よく風邪をひく
風邪をひきやすい体質について
肌寒くなったら、疲れたら、風邪をひいた人が身近にいたら・・・。風邪をひくきっかけは様々ですが、その主な原因は免疫力の低下です。免疫力とは、「ウイルスなどの外敵の侵入を防ぎ、身体の健康を維持する力」のこと。
同居する家族の中でも、ウイルス(例えばインフルエンザ)に感染する人としない人がいるのも、この免疫力が高いか低いかによるものです。
免疫力が低下してしまう主な原因は、冷え・ストレス・加齢です。
冷え
体が冷えると、血流が悪くなり低体温になります。体温が1℃下がると免疫は37%下がると言われています。
低体温とは、36.2℃以下のこと。最近では、平熱は35℃台という方も少なくありません。35.5℃になるとアレルギー症状が現れやすくなります。鼻風邪と思っていたらアレルギーかもしれません。
ガン細胞が最も活発に増殖するのは35℃ともいわれています。生命活動が最も理想的に働く理想体温は、36.55~37.23℃といわれており、
新陳代謝や酵素、腸内菌などが活発に働き、健康を維持することができます。
心身のストレス
ストレスによって自律神経のバランスが乱れると、不眠や頭痛、疲れを感じやすくなって免疫力は低下してしまいます。
加齢
老化とともに免疫力は落ちていきます。
風邪の予防
風邪を予防するには、身体の免疫力を高めることが不可欠です。
加齢による免疫力の低下を防ぐことは難しいかもれませんが、冷えやストレスへの適切な対処や食事などの生活習慣に気をつかえば、免疫力を高めることができます。
- 3首(首・腰のくびれ部分・足首)を温める
- 冷えはここから起こります
- 温かい飲み物を常用する
- 体温が1℃上がると免疫力は30%以上アップすると言われています。
- ストレス解消
- 入浴やアロマ、音楽など、自分が心地よいと思えるリラックス法で
- 暗い中での睡眠を確保する
- 自律神経が整います。睡眠前に光を見るのはNG
- 栄養バランスの良い食事
- 特に、アミノ酸、ビタミン、ミネラルをしっかりとりましょう
- 適度な運動をする
- 基礎体力をつけましょう