人間の健康は次の3つに深く影響を受けます。
川の下流で水をキレイにしようとしても、上流に汚れの原因があれば、いくら頑張っても水は汚れてしまいます。健康も同じことが言えますね。薬を飲めば、一時的に症状はおさまりますが原因は解決していません。
低体温
あなたはご自身の平熱を知っていますか?
ありとあらゆる生命活動が最も理想的に働く理想体温は、36.55~37.23℃といわれており、新陳代謝や酵素、腸内菌などが活発に働き、健康維持することができます。
この理想体温から、体温が1℃低下すると(36.2℃以下)このようなことが起きます…
・体内酵素の働きが50%低下
・免疫力が37%低下
・基礎代謝が12%低下
・ガン細胞は35℃を最も好んで増殖する
つまり、体温が1℃下がるだけで体の働きが低下して、いろいろな悪影響があらわれ、さまざまな症状としてでてくるのです。
養生法
健康に“冷え”は大敵です。低体温を改善する生活を心がけましょう!
・冷やす習慣の改善
冷房の設定温度を見直す
シャワーだけで済まさず湯船に浸かる
3首(首、手首、足首)を温める
温かい飲み物を飲む
発酵食品など体を温める
食品を多く摂る
etc
・自律神経を強化する
規則正しい生活を心がける
朝起きたら太陽を浴びて、夜寝る前はTV・携帯を見ない、真っ暗にして寝る etc
・体をよく動かす、運動する
・腸内菌を正常に保つ
おなかは生きた発酵器官。食べた物が発酵して体温が発生する
・腹式呼吸を行う
起床時、就寝時2回、床の上で仰向けになって10回以上5分間が理想
自律神経について
自律神経は、自分の意志で動かすことのできないからだの働きを司っている神経です。例えば、内臓を動かす、血液を流す、栄養を吸収する、老廃物を回収する、などです。
自律神経には交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)があり、この2つのバランスを保つことが、健康の秘訣です。
交感神経が優位になると
交感神経は、活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に働きます。仕事・家事・育児・運動・勉強などをしている時です。
心拍数は増えて、筋肉が硬くなって、血管は細く収縮します。活動モードになっているので、すぐに反応できる体勢になっています。
仕事の指示をうけて臨機応変に動けるのも、家事をパパッとこなせるのも、スポーツで相手の動きに瞬時に反応できるのも、交感神経がはたらいているおかげです。
副交感神経が過剰に優位になると
副交感神経は、食事中、お風呂にはいっている時、ゆったり気分でリラックスしている時にはたらきます。
心拍数は落ち着いて、筋肉もゆるんで、血管もふわりと広がります。胃や腸などの消化器系の動きがさかんになって、栄養の吸収や老廃物の排出が促進されます。
つまり、新陳代謝、疲労の回復、ケガなどの修復をおこなって、元気な体に戻す作業をする時間です。
気分的にもゆったりのんびり。気持ちよく眠たくなっている時などは、副交感神経が最高にはたらいている時間ではないでしょうか。
交感神経が優位になると。
働きすぎ、悩みすぎ、薬の飲みすぎなどの心身のストレスで交感神経が過剰に優位になると、イライラして怒りっぽくなったり、感情の起伏が激しくなったりします。
血管が収縮することで血行障害が起きたり、排泄機能の低下により便秘がちになったりと、さまざまな病気や症状があらわれます。
副交感神経が過剰に優位になると。
運動不足や過食・過飲、メリハリのない生活を続けたりすると、副交感神経が過剰に優位になります。リラックス過剰状態が続き、睡眠時間が長くなったり、うつ状態に近くなったりします。
排泄機能の亢進により下痢や鼻水が出たり、エネルギー代謝の低下による肥満になったりと、さまざまな病気や症状があらわれます。
養生法:自律神経を整えよう
現代人の抱える不調の多くは、副交感神経がしっかり働いていないことが原因の大半であると考えられています。
副交感神経を高めるには
・腸に刺激を与えて動きを高めてくれる食物繊維の多い食べ物を摂る
・腸内を温め整えてくれる発酵食品をとる
・温かい水分をとっておなかを動かす
・38~40度程度のお風呂に浸かってリラックスする
・早寝早起きで体内時計を整える
・熟睡できる環境で寝る
メロディ薬店では、自律神経測定器を常設しております。
ご自身の健康状態の把握にぜひご利用下さい!
(要予約。測定は1回500円。3000円以上お買い上げで測定料無料になります)
血液(質・量・流れ)
私達のからだには、約地球2周分にも及ぶ毛細血管が張り巡らされ各器官・臓器に血液を運んでいます。
呼吸で酸素を取り込み、酸素を血液にのせて細胞や脳に送り届けています。
食事から得た栄養素を送り届けるのも血液です。あなたの血液は、十分に満たされ、サラサラで、勢いよく全身を巡っているでしょうか。
全身にある血管約10万㎞のうち、動脈や静脈といった太い血管はせいぜい体2周分くらいで、残りの99%は毛細血管が占めています。
つまり、毛細血管の健やかさが体全体の健やかさと直結しているわけです。
毛細血管が細胞に酸素や栄養素を送る血液の流れを微小循環といいます。
血液の流れが良いか悪いかということは、動脈や静脈ではなくこの微小循環において考えていかなければなりません。
病の症状は、動脈や静脈、臓器に影響して初めて感じることがほとんどです。ですが、突然そうなったわけではなく、まず始めに微小循環が悪くなっているのです。
微小循環がうまくいかないということは、組織や細胞に酸素も栄養もビタミンもミネラルもホルモンも酵素も届かないことを意味します。
血液が行き渡らなくなった臓器はこれらが届かないのですから、細胞は飢餓状態を起こし病的状態を誘導し、それが持続してあらゆる病気のきっかけになります。
乏血となった組織細胞には炎症が起こり、非常に毒性の強い活性酸素が出現して正常細胞を痛めつけて破壊し、あらゆる症状や病気につながっていきます。
微小循環が悪くなって出現する病気は活性酸素の害によって起こる病気そのものであり、いわゆる生活習慣病のほとんど全てといってもよいでしょう。
良い血液を作っていくのは、バランスの良い食生活です。
食べたものからでしか、身体は作られていきません。ですが現代において、野菜をはじめ食物本来の持つ栄養価が下がってきているのも事実です。
ビタミン・ミネラル・酵素など、サプリメントや健康食品をうまく活用していくことも大切です。
メロディ薬店では、血管年齢測定器、毛細血管観察器を常設しております。
ご自身の健康状態の把握にぜひご利用ください!
(要予約。測定料は各1回500円3,000円以上お買い上げで測定料無料になります)
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